加工技術

切削加工って?

当社は、群馬県高崎市の切削機械加工業です。ミクロン単位までこだわった、精密加工により、国内外の自動車メーカーの部品製造にたずさわり、高い実績を上げています。
金属、木材やプラスチックといった素材を刃物を使用して削り取り、希望する寸法や形状にする加工法が「切削加工」です。

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切削加工の長所と短所

この加工法の長所としては、多種多様な形状が作り出せるということと、できあがりの精度が高いということ。そのため応用範囲が非常に広く、形状が複雑になりがちな機械部品や実験装置などの製作にも重宝されています。
切削加工の短所としては、複雑な形状になればなるほど、多くの刃物と様々な加工方法を用いることになるため、時間とコストがかかります。

複雑な部品を大量に生産する必要があるものは、金型を使った塑性加工が適します。しかし、金型を作成すること自体にお金がかかるため、少量の生産は切削加工のほうが適しています。また、金型で製作した部品に、精度の必要なところだけ切削加工を入れる。という方法は、多くの自動車部品等で利用されています。

切削加工で削れないほど硬い材質、または、切削加工よりもさらに精度の高い加工を行うためには、研削加工を行います。これは、砥石や細かい粒子を使って表面を少しずつ削り取っていく加工方法で、加工時間はかかりますが、どんなに硬い材質でも精度良く加工することが可能です。近年、今までは研削加工でしか加工が困難といわれていた硬い材質も切削加工で削ってしまう研究が進み、切削加工の活躍の場が増えてきました。

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